運を天に任せる以外に空いた時間にできることを思案している。

最近、中小企業の休業が相次いでいるらしい。仕事はあっても、人手不足で業務がまわらないとか。
そんなこともあってか、二つ掛け持ちしている私のバイト先のひとつである、服のお直しのバイトが、春先まで、週三回から週二回になる。
昨今のご時世に関わりなく、元々、服のお直しは一月、二月は極めて物量が少なく、卒業式や入学・就職までの間が閑散期になる。閑散期に仕事が無くなることは、事前に了解していたものの、いざ収入の三分の一が減るとなると、仕事嫌いのこの私でも右往左往せざるを得ない。

更に、もうひとつのバイト先である介護事業所の方でも、利用者の体調不良でキャンセルが相次ぐのが、この時期である。
一応、事業所の所長に年始の挨拶がてら、服のお直しのバイトの三月までの空いた曜日に、仕事ぶっ込んでもいいよ、という旨は伝えたが、そううまいことツナギで入れる仕事があるかどうか、運を天に任せるしかない。

若い時分なら、三月の決算期まで人手が欲しい業界もあるので、単発バイトをぶっ込んだりして凌ぎもしたが、そこまで余所見をしている余裕も、昨今はちょっと無い。正直、面倒臭いのである。

運を天に任せる以外に、空いた時間にできることをやろう。何を?
運を天に任せる以外に、空いた時間にできることを、今、思案しているところである。

年始の挨拶がてら、事業所の所長にカラオケに連れて行ってもらった。私がひとりカラオケを旨としていることを知った事業所の方々が、誘ってくださったのである。
せっかくだから、病んでる歌姫の歌ばかり集中投下してやろうか、などと意地悪な誘惑に駆られたが、無難に中島みゆきの『地上の星』などを歌うことにした。似てる、と絶賛された。
私は、モノマネをしたつもりはなかった。
しかし、もう二十年、ヒトカラ専門でやってきて、歌が下手なわけがなかろう。

カラオケに行ってしばしば思うことに。
確か、どの機種にも、スザンヌ・ヴェガの『 Luka 』が入っている。あの曲は、U2が『ヨシュア・トゥリー』でグラミー賞を獲った時、ノミネートに挙がっていた曲だったから、よく覚えている。受賞を逃して、見ている側にしてみれば「あれ?」というカンジだった。
児童虐待ということが社会問題として取り上げられる、ひとつのきっかけを作った曲ではなかったか。カラオケで楽しくノリノリで歌える曲でもなく、聞いてしまった方も、どう反応していいかわからず、しんみりと、場が盛り下がる曲だと思う。にも関わらず、どの機種にもある。
トレイシー・チャップマンの『 Fast car 』はカラオケに無いのに。
トレイシー・チャップマンは『 Fast car 』で、U2の翌年にグラミー賞を受賞している。

コメント