またひとつ歳をとった



自分の誕生日のシブい曲があるのは嬉しいけれど、実に、

" How long, how long must we sing this song? "

の心境ですわ。

北アイルランドで大勢の若者の血が流れた翌年、本当なら二月に生まれてくるはずだった子が、妊婦の風邪で出産が早まり、産声を上げた時すでに鼻水を垂らしていたという。
第一子は利発そうな顔立ちだったのに、「血の日曜日事件」の翌年に生まれたこの第二子は、鼻の穴だけあいたような、鼻筋の通っていない醜い赤ん坊だったそうである。

親も無知だったので、思わず第二子を「知恵遅れ」と呼んで育てたそうな。
その子も42歳になり、親とも遠く離れて、「知恵遅れ」と呼ばれて育ったことをネタにするようになり、今は親に恨みは無いという。
人間、親であっても、どれだけ親しい間柄であっても、決して言ってはならない、言えばそれは他人以上に遠い存在になることを、その子は身を持って知っているそうである。

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