鼻で嗤わせる

「オレ、二千円でTシャツ買ったから、お前も何か服買え」

とダンナが、私に二千円をくれた。
この二千円で服以外のものを買おうという悪心を退けて、真面目に服を買いにアウトレットのカジュアルショップに行き、物色すると、好さげなワークパンツが1490円だったので、それにした。

はけばはくほどいぶし銀なカンジの、シブいカーキ色の軍っぽいやつで、お買い得でいいわと思ってよく見ると、綿100%で元値が7900円で日本製で、しかも「BLUE WAY」って…、メーカーもん!?上手なお買い物過ぎるじゃないか!!
一体、どんな問題があって、こんな上等の品がこんな値段になってしまうのか。二十年前に上海の市場に行った時のような感覚に陥った。私は日本の未来を見た気がした。

そうしてゲットしたワークパンツ、ケツのポケットが気に入っている。
元はストレートだった裾巾が邪魔だったので、膝下から補正。モンペは機能的な労働着だったろうと思う。


ところで今、県が主催する就農塾で、基本的なことを学んでいる。



就農塾で、商品作物を栽培するなら綿花をやりたい、と言うと、県の職員に鼻で嗤われた。
「今、鼻で嗤いましたね」と指摘すると、県の職員は慌てて、「わらってません、わらってませんよ、香川県は綿花の産地でもあるんですよ」。

綿花がダメならコーヒーをやりたいんだけど、ってもっと難しいことを言ってみたりしている。それ以前に貧しすぎて、まだまだ農地に手が届かない。
来年は、庭でプランターを使って、綿花を育てる練習をしようと思っている。

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