革命を起こすところだった

ダンナが移住希望先の漁協の面接に行って、待てど暮らせど採否の結果の連絡が無かった。
先方が「百年に一人の幻の漁師」の到来を待ちわびているのだとしたら、うちのダンナはそれではないし、ダメならダメで早く連絡が欲しい。
もしも不採用であれば、がむしゃらに次の仕事を探さなければならないし、最悪、移住そのものを断念しなければならいかもしれない。

そうなると、先日銀行から借りた金は一旦銀行に返して、今いる界隈の、水際作戦に精を出す市社協に出向いて、この底意地の悪い市社協をば破壊せしめる腹積もりで、確実に生活福祉資金の世話になりに行かねばならない。

生活福祉資金の貸付は、現在の市町村に居住することが前提で、なおかつ、居住して半年経過していないと受けられない。つまり、移住するならば、今いる市町村では借りることができず、移住先の市町村でも半年経過していないから借りることができない。移住を目的としている私のような者の場合、この半年の制度の空白を埋める手立てが、銀行から借りるか、泣き寝入りして移住を断念するかしかないので。

それにしても、最初に私が自立支援センターの窓口を訪れたときの相談支援員は、相談者である私の話など殆ど聞かずに喋りはじめて、こちらは何の相談もできなかったのが、本当に気色が悪い。話を聞かずに追い返してしまうことで、相談者が来たということすら記録に残さず、「何事も無かった」とシラを切って仕事をしたふりをする、などの悪事を働いているのではと疑わしい。

彼奴の上メセにこちらが合わせてやらねばならない。あの高圧的な相談支援員に、相談者と目の高さが違うなら支援など成立しないということを、この身をもって思い知らせてやらねばならない。

言ってやる。

「あなたはわかりますと仰いますが、何もわかっちゃいないし、わかるはずがない」
「相談者の話を聞かないで相談員が務まるんですね、すごいですね」
「このお仕事にあまり慣れてらっしゃらないようですね、あなたここに配属される前は、役場の何課にいらっしゃったの?」…

と、丁寧にシュミレーションをして口上を練って挑む覚悟をしたところで、漁協から採用の通知が来た。
もし不採用なら、革命を起こすつもりでだったが、実行せずに済んだ。市社協よかったな、漁協に感謝しろよ。

住むところは既にツバをつけてある。
「移住なんかできるわけがない」とハナから言いきった、あの時の相談支援員、ざまぁ。

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